日本海事産業の再生を目的とする『せとうち経済圏・シップ・パートナーズ・ファンド』のSPC管理業務を受託しました。

2012年12月

この度、海事産業に特化した組織を有する青山綜合会計事務所は、株式会社リサ・パートナーズ(代表取締役 田中 敏明)および株式会社広島銀行(頭取 池田 晃治)による日本海事産業の再生を目的とする『せとうち経済圏・シップ・パートナーズ・ファンド』の設立に際し、本ファンドに係る各船舶保有SPCの資金管理などを継続的に実施する運びとなりました。

海事業界をとりまく経営環境は厳しく、わが国の強みとされる強固な海事クラスターに大きな影を落としています。日本海事産業の再生には、関係する企業の不退転の決意と英知が必要であり、そのひとつが、金融面からのサポートです。ファイナンスの目処の立たない船舶などの受け皿を用意するとともに、関係する海事企業の経営強化を全面的にサポートする取り組みほど、今日のマーケットに求められているものはありません。『せとうち経済圏・シップ・パートナーズ・ファンド』は、こうした事情を背景に設立されました。

本ファンドは、中間法人を介し船舶保有を目的とするSPCに投資を行います。各SPCは原則として1船舶を保有し、SPCごとのファイナンス設計につきましては、広島銀行からの総額1,000億円の融資のほか、関係する船主、オペレーターおよび造船所からの資金提供を視野にいれております。

本ファンドは、来年1月の一号案件組成を目指しております。今後案件のスクリーニングをすすめ、最終的に投資委員会で投資実行を決定することになります。

詳しくは、青山綜合会計事務所海事グループまでお問い合わせください。
お問合せ先: ma_all@aoyama.ac

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