金融財務研究会主催

船舶金融詳説

※こちらのセミナーは終了いたしました。

~「船舶金融法」概念の体系化~

 リーマンショック後の海上荷動きの低迷、円高、船腹過剰などの影響を受け、オペレーター、船主、造船などいわゆる"海事クラスター"は未曽有の苦境に立たされました。近時は若干ながら明るさが見え始めていますが、海事業界自体が大きな変換点にきているのは間違いありません。

 海事業界が激動する中、金融機関に対する期待はますます大きくなり、斯業界に複層的に関与していくことを求められています。一方で、船主などの経営悪化時の対応に苦慮した金融機関は、ますます選別を強める傾向にあります。

 こうした環境を踏まえ、前回のセミナー(昨年12月開催)に続き、船舶金融について改めて考えてみたいと思います。海運という極めて重要な社会インフラに関係するファイナンスである限り、船舶金融は常に生きたファイナンスでなくてはなりません。  また、今回のセミナーでは、関係する契約や法律にも概略論及することで、「船舶金融法」という概念の体系化を試みたいとも考えています。


セミナー内容

【第1部】船舶金融の定義
  1. 船舶金融の定義

    船舶金融の定義についての詳細な分析

  2. 船舶金融の沿革
  3. 船舶金融の類型
  4. 船舶金融詳説
  5. 船舶金融の課題
【第2部】船舶金融の再定義
  1. 日本海事産業の発展と船舶金融
  2. 船舶金融の再定義
  3. 船舶金融のオープン化とサービスメニューの多様化


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